片岡鶴太郎さんの展覧会が開催されていると、
昨日だったかの夕方のニュースで見て、
今日はちょっと別の用事のつもりだったのですが、
探しに行った物は結局見つからず、
せっかく三越まで来たんだから、とちょっと寄ったつもりがすご~~く楽しい時間を過ごせました。
絵画はもちろん、着物の絵付けや陶芸などの作品もあり、
水をたっぷり使ってにじませた、あの作風の実物を見られて
この所色々と見に行っている中でもとても良いものを見ました。
なんとも素敵だったのが
額縁に使われている布といったらいいのか、
中央にちょこん、と描かれた絵のふちに、まずは細めの枠があって、
その外側に小紋の布がちょこっと見えるように縁取りされていて、
そのもう一つ外側に広めの布が張ってあって、大外の額、というように展示されていたものが沢山あったのですが、
その、
内側の、布と布の合わせ方というのか、
それがすごく上手いバランスで、色や柄を選んであって、
それを含めて一つの作品として作られている、
というのが印象的でした。
お魚の絵の中には、
一旦普通にお魚を描いた上に、パールのように光っている絵の具(?)が上塗りされているものがあったり
(そのお魚はとっても美味しそうだった)、
とにかくやっぱり写真やテレビで見るのとはゼンゼン違う、
ナマでみてこそ、というのがたっぷり堪能出来ました。
同展覧会は今月25日まで、
名古屋三越で。
可能ならば、人の少ない、平日の夕方に行くことをオススメします。
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