先日、最近また咬合調整に歯医者に通っているのですが、
その、行き着けの歯医者さんでチケットを頂いたので週末に行ってきました。
まぁ例のごとく、「院展って何~?」状態で行ってきたのですが、
まぁ面白かったというか、ちょっと勉強になりました。
ココを読むと、
日本美術院という所がやってるんですね。
このチケットに採用されている絵がすごく良かったです。
日本画というものをよく知りませんので
なんでこんなに絵がキラキラしてるんだろー、とか思いながら割りと流して会場を眺めて思った事は・・・。
この作品展はどうやらプロでは無い人、が結構参加されている展覧会のようでしたが、
やっぱり「アッ!コレいい感じ!」と思う作品と、
あんまりそう思わない絵の明らかな違いというか、私の好みのツボというのがハッキリ分かったのが何よりの収穫だったのです。
そのツボは・・・
- 何よりも結局はデッサンが狂うとヘン。
- その作中で、
photoshopでいう所の「レベル補正」画面で、グラフの内容が中央に寄ってしまっているような絵、
要はコントラストがあまいのは好きではない。
という結論に達した、というのが何よりも収穫だった。
まぁオカンの言葉を借りて言うとですね、
「白内障(緑内障か?)の人が見たら何が書いたるかわっからせん!」
(↑これ、こうやって聞くと笑えるけど、web site作るにもよく言われる大事なこと。)
という作品はあんまり好きじゃないなー、という所です。
絵を描くときに淡い色でなんとなく纏めるのはまぁボチボチ、という感じにまとったように見えるのはまぁ、
まぁ、(この多用している「まぁ」から意味を拾って下さい・笑)ああ、そうね、という感じには見えるのですが、
その隣にちゃんとコントラストのバランスが取れた作品があると、
とたんにボケてしまってあああああ、って事になってしまうのよねぇ。
でも描いてる時はあんまりクッキリ書くのが怖い、って気持ちも分かるんだよな~、でもその壁を越えん事にはねー、
「エイッ!」っと思って色を入れちゃう事が大事なのよね、うんうん、
と、ホントに非常に勉強になりました。
で、この後その下のフロアにある、画廊で展示されていた、
─悠なる大地、カンボジア─ 山田隆量 日本画展と、
第五回 新庄貞嗣 作陶展というのがすごく良かった。
山田隆量さんの作品はカンボジアで描かれたもののようでしたが
(あんまりしっかり解説読んでないからツッコミはカンベンね)、
日本には無い空の色の表現が見事、
新庄貞嗣さんも初めて知ったけど、
ココなどを読むと、普通の陶芸とはちょっと違うみたいね。
シンプルでカッコイイラインの物がほとんどで、
結局こういうのってナカナカ出来ないんだよねー、という所を見事に表現出来ている作品というのは評価が高いんだなー、と、
最後にお口直しならぬ、お目直し(って失礼よね)をして満足して帰宅。
最近ホントに運動不足なので思いつきで歩いて帰ってきたらキツかった(苦笑)。
雨にも降られたし(爆)。
でも久しぶりに汗かいて気持ちよかったなー。
ちうこって、ナカナカいい時間でした。
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