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衝撃の出会いとは

昨日は、というか毎年節分を過ぎてから京都にお参り=初詣に行くのがアタシのデフォルトスタイルです。

もう10年位、同じ友達と一緒に行くのですが、
例年ならその友人と夜までまったり京都市内で遊んで帰る所、
昨日は友人が京都からその後静岡まで行かなくてはいけないというので、
帰りの新幹線の切符を買ってから出かけました。

しかし昨日は3連休の中日とあって、思っていた以上に、タダでさえ道の狭い京都市内、混みコミです。
どこに行っても人も車もいつもより多い!!!

で、お参りは山の方に行くのですが、その山から京都駅に帰るのに、タクシーもバスも混み過ぎていて、
このまま待っていては切符を買った新幹線は絶望、という見込みになってきて、
歩いて地下鉄のあるトコまで行こうとなりました。

で、そこで 衝撃の出会い です。

見知らぬ小柄なおじいちゃんが同じタイミングで道案内の人に地下鉄までの道を聞いていて、
アタシ達も便乗して聞いていました。

じゃあ、一緒に行きましょう、と、
そのおじいちゃんはとってもフレンドリーな方で、
「新幹線の切符を買ってあって間に合いそうに無いんです」
というアタシ達に、
「何時の新幹線乗るの?」っと、聞くと、
「じゃあちょっと急がないといけないねぇ」と、
その足を速めたのです!!!!!!

最初のうちは、そのおじいちゃんもぼちぼち、という気分だったのか、ゆっくり目に歩いてくれていたんだけど、
その時間を聞くや否や、もの凄い高速ダッシュ!!!!

御年を聞くと
「まだまだ70歳~~!」っと、
「普段山が好きでねぇ、よく行くんですよ~。」と、
ゼェゼェハァハァいい始めるアタシ達の方がすっかり年寄りで、
どっちが幾つなのかなんてサッパリ分かりません。

人の波を軽~~く越えて、どんどん、ぐんぐん歩くんですよ、そのおじいちゃん。
アタシ達なんて必死の歩きも遅すぎて、小走りで着いて行きました。
ちょっとした段差なんてジャンプ! ぴょん、です。
ホントに子供がぴょんぴょん跳ねて歩くみたいな、そんな足取りで、
何なんだこのスーパーおじいちゃんは、と、
目を丸くするヒマもありません。
ただただ着いていくのに必死!!!!

いつもそのコースを歩くのにきっと1/3位の時間で山を降りて、
ああ、地下鉄だぁ!と思ったら、エスカレーターの上もどんどん走って降りていきます。
ひえええええ、と思う間も無く、
「はい切符買って~!」っとホームにまたダッシュ!
やっとの思いで地下鉄に乗ると、やっとアタシなんてもぉホントに、やっと、息が出来るようになってきてんのに、
おじいちゃんは軽く汗を流す程度で普通に色々とお話してくれています。
「この次の◎◎の駅で乗り換えて~」
っと、段取りをサクサク仕切ってくれて、
乗り換え駅では階段1段飛ばしで駆け上がっていくおじいちゃん。
そして電車を待っているわずかな時間に、同じく電車を待っていた地元の方に、京都駅で降りた時に新幹線に近い方はどっちですか、と聞いて下さって、
「じゃあ列車の前の方に乗った方がイイ!」と引率して下さり、
京都の駅に着いたら
「あっちや!早よ行け~!」
っと新幹線乗り換え口まで送り届けてくださった。

こうしてアタシ達は無事に予定通りの新幹線に乗る事が出来ました。

一体あのおじいちゃんは何処の何方だったのか、
お名前も伺わずにごめんなさい。
本当にありがとうございました。

新幹線に乗ってからもしばらくアタシ達はそのスーパーおじいちゃんの話で持ちきりで
「年齢や見た目で人を決め付けてはいけない」
「幾つだろうとダラダラ過ごしていては体は怠ける」
などと、普段の生活を省みて海よりも深く反省しました。

以上、すっごく長くなったけど、
本当に衝撃だったんですってば!!!!

ででででで、でもアタシは・・・・

今日はこれが理由で、午前中、いや昼過ぎまで
筋肉痛過ぎてマトモに歩けませんでした・・・・・・・・。
情けないにも、程がある・・・・・・。

2007/02/13(Úte) 00:32
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